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2018年10月15日発行 第199号

東濃相続サポートセンター 公開しました!

中江藤樹を訪ねて

  高校の日本史の授業でその名前を聞いたことはある。しかし、どんな人物であったのかを思い出すことはできない。私にとって、中江藤樹はそんな存在のひとりでありました。しかし、齢を重ねるほどに自分の愚かさを痛感するなか、この秋、中江藤樹に改めて出会うことができました。
  滋賀県高島市は、琵琶湖の北西に位置する人口4万8千人の街です。百貨店の「高島屋」の名称の由来となっているところで、多治見からは長浜経由で150キロの距離にあります。今までは全く縁のなかった街ですが、中江藤樹の生誕の地であり、この地にある「近江聖人中江藤樹記念館」「藤樹書院」を、同志らとともに訪ねました。
  中江藤樹(1608年〜1648年)は江戸時代初期の儒学者です。数多くの徳行により没後に「近江聖人」と称えられ、その思想の特徴から「日本陽明学の祖」と言われています。まず驚かされたのは、11歳で「大学」(中国の思想書)を読んで志を立てたことです。「生涯かけて学問に努めて、聖人になることを志そう」と決心したということです。「より良き人間になろう」と精進している人には時々お目にかかりますが、「聖人になろう!」とは、あっぱれです。
  37歳で「陽明全書」に出会い、さらに学問を深め、「孝行」「知行合一」「致良知」「五事を正す」などの教えを残しました。これらの教えの内容の大部分は、聞けば当たり前のことばかりです。その多くが、子供の頃、父母、祖父母、小学校の先生から教えられたことだからです。
  例えば「五事を正す」とは、和やかな顔つきをし、思いやりのある言葉で話しかけ、澄んだ目でものごとを見つめ、耳を傾けて人の話を聴き、真心を込めて相手のことを思うことです。こうしたことは良き行いだとわかったつもりでしたが、その本質的な意味が、この歳になって恥ずかしながら少しずつわかるようになってきました。
  中江藤樹はこれらを実践することが、醜い欲望に打ち克って、人間が本来持っている美しい心「良知」を磨き、「良知」に致す道だと言っています。

CPS総合法務事務所
所長 加藤健治



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ビジネス法務21「瑕疵担保」

  A社は、中古住宅の売買をしている会社です。6か月前、Bさんという方に中古住宅を1000万円で売りました。ところが、Bさんから「家が傾いてきた」という苦情がありました。そこで業者に依頼し原因を調べてもらったところ、表面からは分かりませんが壁を剥がすとシロアリが柱をかじったために傾いたのであり、もうこの中古住宅には住めないことがわかりました。Bさんからは「契約を解除したい」と言われましたが、A社としてもシロアリが巣食っていたことなど知ることはできず、落ち度があったわけではないので解除は拒否したいところです。拒否できるでしょうか?
  通常は、相手方に故意や過失といった落ち度がなければ、契約の解除はできません。そうするとこの事案のBさんも契約の解除はできなさそうです。しかし、Bさんはまともな中古住宅だと考えて1000万円払ったのに、実際はシロアリに食われて住めない住宅を買わされたことになり、あまりにも可哀そうです。
  そこで、民法は570条、566条で、売買の目的物に「隠れた瑕疵(=欠陥)」があり、「このために契約をした目的を達することができないときは」解除ができる、としています。
  もっとも、いつまでも解除等をされる恐れがある、というのは売主にあまりに酷ですので、民法は、買主は瑕疵の存在を知ってから1年以内にしなければならない、と、解除等ができる期間を短期間に制限しています。
  実際のビジネスでは、無過失でも契約の解除等をされてしまう民法570条、566条は売主側にとって厳しい規定ですので、契約書の特約で「適用しない」とされることも多い規定です。

國光・小川法律事務所 弁護士 國光健宏

 

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ドローン測量はじめました!

  正式にはドローンの無人航空機(UAV)を買いました。只今飛行訓練中です。先ずは上手にドローンを使いこなせるようになって、その後、国土交通省の飛行に関する許可・承認申請を受け、許可・承認が通ると、ようやく測量のドローンが出来るという流れです。
  どのような訓練かと言いますと、機械の操縦は殆ど自動ですのでそんなに難しくないのですが、万が一トラブルが発生したときは、大事故につながる可能性がありますので、操作方法を覚えるというよりも、事故にならない為の法律知識やドローン(機械)の仕組み等を学ぶことが結構多いように思います。
  将来的には、広大地の地形現況測量の三次元の仕事等にも従事できる様、研鑽を積んでいきたいと思います。
  と言う訳で、只今練習中なので、できる範囲で頑張ります、是非ご依頼ください。動画撮影や写真撮影、住宅や工場の普段確認できない屋根等の点検(撮影)から個人的な思い出写真・動画まで、何でも受け賜ります。

土地家屋調査士 奥村忠士

 

■第113回 多治見元気大学■
『旅の楽しみ』
<日時> 2018年11月7日(水) 19:30〜21:15 
<会場> まなびパーク 学習室101号室(1階) <受講料> 1,500円
<講師> 株式会社CPS総研 代表取締役 加藤健治


解体工事許可について

  建設業許可に関するお話です。よく「金看板」と呼ばれるものですね。
  建設業許可を取得すると許可情報を記載した看板を掲示することになります。その看板が金色であることが多く、「建設業許可=金看板」というイメージがあるようですが、実は看板は金色でなくても構いません。(銀でも白でもいいのです。)
  さて、一口に「建設業許可」と言いますが、実は「建設業許可」という許可はありません。「内装工事業許可」「電気工事業許可」等、許可は工事業種ごとになっています。
  平成28年6月、約40年ぶりに建設業許可制度に大きな改正があり、これまで28業種であった工事業種に、新しく「解体工事業許可」ができました。
  これまで解体工事は「とび・土工工事業許可」に含まれていたのですが、そこから分離独立するような形でひとつの工事業種となったのです。そんな背景もあり、制度開始から3年間は経過措置として、制度開始時点で「とび・土工工事業許可」を持っている場合は、解体工事業許可ができた後も解体工事業(500万円以上)を請け負うことができました。その経過措置が切れるのが、来年の5月31日です。
  弊所のお客様では、土木施工管理技士の資格を持つ方が解体工事講習を受けることで解体工事業の専任技術者となって解体工事業許可を取ることが多いです。その講習は満席になってしまうこともあり、今から申し込めるものは、来年2月、3月の講習です。2月3月の講習を受けて解体工事業許可を申請すれば、経過措置の終了に間に合いますので、「とび・土工工事業」の許可を持って解体工事を請け負っていた事業所さんは、そろそろご準備ください。

エール行政書士事務所 行政書士 鈴木亜紀子

 

多治見市大日町86番地
CPS総合法務事務所
株式会社CPS総研
東濃相続サポートセンター
TEL0572-25-4102
FAX0572-25-4192
HP http://cpsken.jp


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