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2019年4月15日発行 第205号

東濃相続サポートセンター 公開しました!

那覇でタクシーに乗って

  4月初め、那覇市内の大型ショピングモールに入ると、多くの家族連れやカップルから中国語、韓国語が聞こえてきました。大型クルーズ船が停泊中とのことで、飲食店やフードコートも彼らに占拠されていて、やっと見つけた席でそそくさと食事を済ませました。
  日本に来る外国人の多くは、経済面をよく調べていて、高価なレストランばかりに向かうわけではありません。私が一人旅でよくやるように、スーパーやデパ地下で閉店間際の安くなった総菜や弁当を購入して、ホテルで食べている人たちもいるくらいです。名古屋三越の地下食品売り場などを、夕方覗いてみればわかります。
  ホテルまでのタクシーで、運転手さんに中国人や韓国人のお客さんに対応する苦労を尋ねると、「以前はいろいろあったけど、今はマナーがよくなって金払いもいいですよ。それより、日本の若者のマナーが悪くて、怖いですよ。」と返ってきました。
  聞けば、若い乗客に怒鳴られたり、座席を蹴られたり、「運転手の分際で!」と馬鹿にされたりと悲しい話を聞かされました。さらには、「娘と乗ってきた若いお母さんに、娘が靴をはいたまま座席の上で立っていたので注意したところ、罵倒され、ハイヒールで殴られました。」との嘆き節。
  平成の時代は日本凋落の時代であったのですが、我々はこの事実をあまり実感できていません。しかし、統計の数字は正直ですし、外国に行ったり、外国人と付き合っていると、日本の国際社会における存在感の低下を感じます。国の凋落は、国民の劣化の結果であると私は思っています。在日中国人のある友人は、「日本人はこの20年で本当に馬鹿になった。」「自分の子供は欧米に留学させる。」と言います。
  我々の先達は、明治維新にせよ、戦後復興にせよ、世界の潮流を読み取ってしたたかに生きてきました。平成の凋落は、おごりと危機感の欠如から様々な問題を先送りし続け、変革を怠ったところにあると思っています。新元号には「令和」が選ばれました。日本人は日本人らしく「和」のこころを思い起こし、日本国を再び復活させるようにと、神様が改めて「令」を出されたものだと感じています。

CPS総合法務事務所
所長 加藤健治



相続・遺言 無料相談受付中!!(要予約)
<会場> 多治見市大日町86番地  CPS法務総合事務所 応接室
予約のお申し込みは、当事務所(0572-25-4102)まで


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ビジネス法務24「贈与契約」

  私が受け持っている大学の講義では、ちょうどクリスマス頃に贈与契約の話をしています。
  私Aは、最近までBという女性と付き合っていました。Bはネックレスと指輪を欲しがっていたので、11月2日のBの誕生日にネックレスを、12月25日のクリスマスに指輪をあげる約束をしました。
  ところが、ネックレスをあげた後、11月9日に喧嘩をして別れてしまいました。私は、クリスマスが来たら、Bに指輪をあげなくてはいけないのでしょうか?また、ネックレスを返してもらいたいのですが、返してもらえるでしょうか?
  民法549条は、「贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによってその効力を生じる」としています。クリスマスプレゼントも「自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示」し「相手方がこれを受諾」している以上、「贈与契約」という立派な契約であり、ちゃんと実行しないと契約違反になりかねません。
  もっとも、民法550条は「書面によらない贈与は、各当事者が撤回することができる。ただし、履行の終わった部分については、この限りでない。」としています。
  この事例は書面によらない贈与と思われますので、撤回することによって指輪をあげなくても契約違反にはなりません。これに対し、既にあげたネックレスについては撤回できず、返してもらうことはできません。
  一般のビジネス上で贈与契約が問題となることはあまり多くはないですが、扶養や相続など、家族・親族の間の財産分割や遺産分割に伴って贈与契約が行われることがあり、社会内では意外と重要な役割を果たしています。

國光・小川法律事務所 弁護士 國光健宏

 

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新元号「令和」

  いよいよ5月1日から新元号「令和元年」のスタートです。645年の「大化」から数えて247番目の元号(南北朝時代の異なる元号を含め)で、出典は今までの中国の古典からではなく、日本の古典である万葉集から引用されました。
  万葉集は、日本最古の和歌集で、全20巻、作者不明の詠み人知らずを含めると4500首以上になるそうです。
  今回の「令和」は、西暦730年、天平2年に歌人で武人の大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で開かれた梅花の宴で詠まれた序文を採用したそうです。
  原文:「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ」
  現代語訳:「折しも、初春の佳き月で、空気は清く澄みわたり、風はやわらかくそよいでいる」。
  令月とは、何事をするにも良い月、めでたい月のことで、ローマ字表記は「Reiwa」R元年になります。
  安倍晋三首相は会見で「心を寄せあう中で、文化が生まれ育つ、一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい」と願いを込めました。何だか、わくわくしてきました、これからの日本が楽しみです。

土地家屋調査士 奥村忠士

 

■第117回 多治見元気大学■
『中村天風から学ぶ その3』
<日時> 2019年5月8日(水) 19:30〜21:15 
<会場> まなびパーク 学習室101号室(1階) <受講料> 1,500円
<講師> 株式会社CPS総研 代表取締役 加藤健治


相続財産の分け方

  被相続人が亡くなり、相続人が複数いる場合に遺された財産の分配を決める方法は大きく分けて3つあります。遺言書がある場合にはそれに従い、無い場合には法定相続人による遺産分割協議によってなされます。遺産分割協議も行われない場合、もしくは遺産分割がまとまらない場合などは法定相続分に従い、遺産を相続することになります。
  1.被相続人が遺した「遺言書」に基づいて遺産を分ける方法。
  遺言書の種類に関しては、以前に月刊CPSの記事として掲載しましたので過去の記事をご覧下さい。遺言書の場合は、民法で定められた法定相続人以外の人に遺産を遺贈することもできます。
  たとえば、法定相続人である自分の子供を経由せずに、直接お孫さんなどに財産を遺せる訳です。
  しかし、民法では一部の法定相続人に対して遺留分という法律で保障された相続財産に対する権利がありますので、遺留分を侵害された法定相続人は、遺留分減殺請求という方法で自分の相続分を請求することができます。
  2.「遺産分割協議」によって法定相続人間の同意で財産を自由に分ける方法。
  法定相続人間で財産の分配を話し合い、自由に相続財産を決める方法です。
  この場合は「遺産分割協議書」を作成し、法定相続人全員が署名捺印することで財産の分配を決定します。そのため、法定相続人のうち1人でも協議に反対している場合には、この方法を選択することが出来ません。協議が調わない場合、家庭裁判所に遺産分割を請求することも出来ます。
  3.「法定相続人」に民法で定められた割合に応じて財産を分ける方法。
  例えば、相続人が配偶者と子供2人、相続財産が土地1筆と建物1棟である場合は、それぞれの不動産を配偶者持分1/2、子供A持分1/4、子供B持分1/4 で共有相続します。

浅野敬哉

 

多治見市大日町86番地
CPS総合法務事務所
株式会社CPS総研
東濃相続サポートセンター
TEL0572-25-4102
FAX0572-25-4192
HP http://cpsken.jp


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