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2020年7月15日発行 第218号

東濃相続サポートセンター 公開しました!

もう人を使いたくない

  このところ、「もう人を使いたくない。」という言葉を何人かの経営者から聞きました。「会社経営が危機になっても従業員は他人事のようでガッカリした。」「一人前の料理人にしたのに弁護士を立てて金銭を要求してきた。」「朝の体操時間の手当てが払われていないと要求してきた。」等々。働き方改革が進むなかで経営者の負担が大きくなり、そこにコロナショックが発生、売上が減少する中での従業員からの思わぬ要求に打ちのめされているようです。
  確かに中小零細企業の経営者の多くは、従業員との距離が近くて、従業員を家族のように大切にしている反面、これに甘えてサービス残業などの無理を言っているところがあります。また、調理師、美容師、看護師などの専門職、そして私たちのような士業においては、仕事のできない新人さんにお金を払ってノウハウを伝授するわけで、その恩恵にはおおいに感謝してほしいというのが本音です。ですから、そうした従業員からの想定を超えた要求は、たとえそれが合法的であったとしても、経営者に衝撃を与えます。
  しかしながら、こうした社会の変化には対応していくしかありません。あいまいな労使依存関係を捨てて、法律と雇用契約に徹した経営ができるところしか、生き残れなくなることでしょう。業種によっては、「雇わない経営」を選択するところもあります。これは雇用契約ではなく業務委託契約のもと、様々な人たちと協働するという経営形態です。
  しかし、労働者の地位の合法、平等、公平といったことが徹底されると、労働者は楽になるのでしょうか?そうした環境にもかかわらず仕事で成果が出せないと、「単に、君の意識が低く、能力が足りないからだ。」と言われることになるのではないでしょうか。
  そして、経営者は、いつ辞めるかわからない人に愛情に基づく教育投資をするより、即戦力となる人材を求めることでしょう。能力主義が徹底され、労働生活における自己責任が大きくなれば、自発的に自己研鑽できる人か否かで、労働者の収入は大きく異なることになると思います。コロナショックで様々な社会問題が露呈し、新しい社会システムへの移行が加速していることを感じています。

CPS総合法務事務所
所長 加藤健治



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<会場> 多治見市大日町86番地  CPS法務総合事務所 応接室
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労働者のメンタルヘルスと経営者の責任

  メンタル面の不調から仕事が出来ない場合,職員の健康面が心配である一方,企業の「経営者」としては,働いてもらえないと事業活動に支障が生じてつらいところ・・というのも本音ではないかと思います。
  では,そういうときに,例えば,「仕事を辞めてもらう」という選択はあるのでしょうか?その場合の注意点は?
  年々増加傾向にある労働者の心の健康(メンタルヘルス)問題についての企業はどう対応すべきか,その注意点について順番に書こうと思います。
  (心の健康問題の重要性)
  厚生労働省の「平成29年 労働安全衛生調査によると,現在の仕事や職業生活に関することで,強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は58.3%となっています。
  強いストレスの内容(主なもの3つ)をみると,「仕事の質・量」が62.6%(同53.8%)と最も多く,次いで「仕事の失敗,責任の発生等」が34.8%(同38.5%),「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」が30.6%(同30.5%)となっています。労働者が「職場」「仕事」でストレスを感じている割合は約6割となっており,精神障害を原因とする労災補償(給付事業)状況は増加傾向にあります。
  また,少し前の平成25年のデータになりますが,過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業又は退職した労働者がいる事業所の割合は 10.0%(24 年調査 8.1%)で 24 年調査より上昇しているなどというデータが紹介されています。
  10の事業所があれば,1つの事業所でメンタルヘルスを原因として休業,退職することがあり得る状況ですので,使用者,経営者として,いつ自分の事業所で直面してもおかしくありません。心の健康問題に直面した労働者に対してどのように対応すればよいのでしょうか?経営者として,労働者の健康問題についてどこまでの配慮する責任があるのでしょうか。また,続きは次回にお伝えしたいと思います。

多治見ききょう法律事務所 弁護士 木下貴子

 

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ドローンスクール

  先月に引き続きドローンの話題です。4日間のドローンスクールへ郡上市まで3泊4日で行ってきました。結果は勿論合格!学科試験は70点以上が合格ですが、私は80点でした。実施試験は、運転コースによってはやり直しがあったもののギリギリ合格ってところでしょうか。無事卒業することが出来ました。(ちなみに過去の生徒で合格できなかった人は0人だそうです。)
  今回のスクールは私の同業者仲間2人と一緒に参加したのですが、その他4人で7名のクラスになりました。私たち測量関係以外は、警察官と消防士の方、あと将来ドローンの先生になりたいと夢を持った若い人でした。コロナの影響で教室はマスク着用・窓ガラス全開、エアコンは効かない、体育館は蒸し暑く、休憩時間は短く、夕方になると、もうヘトヘトです。宿泊先の旅館でドンチャン騒ぎの体力は既に無く、明日に備えてグッスリおやすみなさいでした。
  私のクラスの操縦担当の先生は、ヘリコプターの現役パイロットで、冒頭「いいですか皆さん、あなたが操縦しているドローンが墜落したら、死ぬと思って取り組んで下さい」と脅されました。(怖!)その他の先生はみんな優しく、グラウンドで体験した、農業用農薬のドローンによる散布では、上手に風の影響を考え、均等に農薬を散布することが出きました。つづきは次回で!

土地家屋調査士 奥村忠士

 

■第123回 多治見元気大学■
『Think Clearly』
<日時> 未定
<会場> まなびパーク 学習室101号室(1階) <受講料> 1,500円
<講師> 加藤健治


子育てとは『靴をそろえなさい』ということではなく、靴をそろえ続けること

  子どもに「靴をそろえなさい」と言うのではなく、子どもの前で親がただただ靴をそろえていたら、子どもが靴をそろえる子になるという話を読んだことがあります。
  最近の大人の教育にはなかなか使えない話になってしまったかもしれませんが、「習慣」「当たり前」を作っていく過程にある子育てにおいては、今でも通じる話ではないでしょうか。
  ふと気づくと、娘は、飲食店を出るときには「ごちそうさまでした」と言う子に育っていました。年配の方がドアに近づいているのに気づくと、ドアを開けて待っている子に育っていました。彼女は「勉強が嫌い」と言ったこともありません。多少困ったことがあっても、自分で周りの大人に聞いて解決します。気が付くと、私と同じことをするようになっているのです。
  最近の娘で気になることといえば、隙さえあればすぐにゲームを始めてなかなかやることを済ませないことです。娘にイライラしていましたが、我が身を振り返ると、どうやら私自身が同じようなことをしているようです。食器も洗わずにスマホを眺めてダラダラ・・・もしかすると、私がすべきは「寝る時間になってもやることが終わっていないならゲーム回収するからね」と娘に怒ることではなく、私自身がダラダラとスマホを眺めないようにすることだったのかもれません。(まさに昨日、娘のゲームをすべて提出させてしまいましたが)
  同じ親に育てられている姉と私ですら性格も行動も随分違うので、この話がどこまで信頼できるかどうかはわかりません。しかし、自分が子どもに「こうあってほしい」と思っていることくらい、自分ができなくてはと思います。娘に対して口を開く前に、まずは我が身を振り返ること(そして自分ができないのであれば娘にも求めないこと)とします。

エール行政書士事務所 行政書士 鈴木亜紀子

 

多治見市大日町86番地
CPS総合法務事務所
株式会社CPS総研
東濃相続サポートセンター
TEL0572-25-4102
FAX0572-25-4192
HP http://cpsken.jp


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