情報の仕入先 |
私たちは、お客様のビジネスや生活の問題解決のための情報提供を業務としています。故に、常にいろいろな情報を仕入れて、アウトプットできるように努めています。この情報の仕入先としては、書籍、ネット、研修会、講演会、勉強会、交流会などです。 私は子どもの頃から好奇心が強いので、問題解決のための情報収集は楽しくて仕方ありません。しかし、還暦も過ぎていますので、活字に没頭していると、目や首などに疲れや不調が出るようになってきました。 この対策としては、アマゾンのAudibleを活用しています。これは、月1500円の料金で、12万冊以上の本を、プロのナレーターの朗読で聞くことができるものです。車や電車での移動時や、料理や掃除をしている時に、新刊の内容をインプットしたり、外国語の聞き取り訓練ができるので、実に有難いサービスです。 また、You Tubeやネットテレビもいいですね。我が家では、テレビのスイッチを入れても、地上波やBSを見ることは少なく、You Tubeやネットテレビを見ています。You Tubeでのおすすめは、「脱・税理士スガワラくん」です。経営者のみならず、ビジネスに携わる人は一度覗いてみてください。約70万人がチャンネル登録しているだけのことはあります。また、「世界史解体新書」も有益な情報を提供してくれます。 ネットテレビでは、映画だけでなく、家人とともに日本、韓国、中国のドラマをよく見ています。以前は、ドラマを見ることはほとんどなかったのですが、お堅い情報だけで世の中を理解することの限界を感じていたなか、ドラマからの発見がありました。 ドラマからは、各国の時代背景、社会情勢、生活習慣、人間の性格的特徴などを感じることができます。そして、若き男女の恋愛感情から出る愉快な行動はおもしろく、自分の中では削除されていた感情が戻って、若返りホルモンが出ているような気がしています。 ネットが社会に浸透して、誰もが欲しい情報を簡単に取ることができるようになりました。弊害も多々ありますが、大学や専門学校に行かなくても専門知識を独学で取得できる環境に感謝し、これを大いに活用すべきだと思っています。 |
CPS総合法務事務所 司法書士 加藤健治 |
著作権侵害されたら,どうしたらいい? (侵害回復のための方法・その5) |
今回も引続き,自分が著作権侵害をされた場合には,どうしたらいい?特にインターネット上で侵害行為が行われている場合に,侵害をやめさせるために出来ることについてお伝えします。私は,M氏の著作権侵害行為をやめさせるため,刑事処罰を求めて告訴していましたが,実際には捜査が進むまでに時間がかかり,速やかに侵害行為をやめさせることは出来ませんでした。それでは,何をすれば良かったのでしょうか? 次に私が行ったのは,裁判所に対する削除等の仮処分です。今回は,私の著作物であるアドバイスブックの説明文書,メールマガジン,裁判所に提出するための主張書面案がいずれも,著作権者である私に無断で掲載されているところ,加害者であるサイト管理者(M氏)が特定できていなかったため,レンタルサーバー管理者(G社)に対して,記事の削除または閲覧不可能とする措置を求めました。侵害行為による被害が続いていますので,少しでも早く決定をしてもらわなければならないのですが,通常の裁判手続きでは時間がかかってしまいます。そのため,早期の判断として仮に判断してもらう「仮処分」手続きをしました。いずれも,裁判所は,前記私の文書が,著作物として,著作権保護の対象となることを明確に認め,仮に削除,閲覧不可能とする措置をとるよう決定をしてくれました。これにより,レンタルサーバー会社(G社)は,自社の責任で当該著作権侵害をしているページについて,削除等によって,他者から閲覧を不可能とする措置を取らなければいけないことになります。しかしながら,この処分が出たことを私が依頼した代理人弁護士からG社の代理人弁護士に伝え,実際にG社の代理人もこの仮処分決定を受け取ったにもかかわらず,直ぐに削除等の閲覧不可能とする措置をする対応がされませんでした。このままの状況が続けば,裁判所の命令違反になりますから,間接強制などの強制執行(削除しないのであれば,金銭を支払わなければならない)によりG社に対して強制力を持った責任追及をすることになります。さてさて,その後はどうなったのか・・?著作権侵害をしているページは削除又は閲覧不可能となったのか? また次回に続きます! |
岐阜県多治見市大日町21 大日ビル3号 多治見ききょう法律事務所 弁護士 木下貴子(岐阜県弁護士会) |
本の紹介 |
今回ご紹介したいのは、中学校の歴史教科書です。6年の歳月を経て4回(年)連続で不合格となっておりましたが、本年度ようやく文部科学省の教科書検定に合格した、令和書籍から出版された「国史教科書」です。 発行人は、憲法学者であり作家の竹田恒泰氏で明治天皇の玄孫でもある方です。(三条実美の玄孫でもあります)皆様はご自分が中学の時の歴史教科書を覚えて見えますでしょうか?私は勉強が苦手で全く覚えておりません。しかし10年程前に娘が市内の公立中学校へ進学した際、見せてもらいましたが、私が大人になってから学んだ日本史とは随分違った印象でした。当時世間では「新しい教科書を作る会」などが立ち上がり、今までの自虐史観に染まった歴史認識を改めようと各出版社が新しい教科書の制作に取り掛かっていました。そこで当時、右寄りの自由社発行の「新しい歴史教科書」を購入して、娘の通う北陵中学校で使用されている、どちらかと言うと左寄りの東京書籍発行の「新しい社会 歴史」と比べてみました。率直な感想は、自由社の方はこの国に生まれてよかったと思い、東京書籍の方は全体を通して常に政権(朝廷、幕府、政府)を非難して争い続けて今に至ります的な、大変読んでいて気持ちが沈んで行くような思いでした。(特に近代以降は、まるでどこかの国に遠慮しているような書き方で、戦前まではダメな国でした的な書き方です) そして今回合格し、一部の私立中学校で既に採用が決まっている「国史教科書」を読了いたしました。流石作家さんである竹田恒泰氏の教科書はまるで古代から近現代へと繋がる歴史を小説のように通史として仕上げています。竹田氏曰く、名門進学校の過去の入試試験から出された問題にどこの出版社よりも対応しているそうです。 受験にも有利で、何よりもワクワクしながら学べそうですね、多治見市(岐阜県)の中学校でも採用されるといいな~ |
土地家屋調査士 奥村忠士 |
変化した夏休み |
早いものでもう9月。近年「夏」の形が変わってきたように感じます。 私が子どもだったころは、「暑くても外に出て運動して汗をかいた方がいい」、「気温が低いので今日のプールは中止」だったのが、今では、「屋外での活動はなるべく避けて屋内で過ごしましょう」、「暑さ指数が規定値を上回ったので今日のプールは中止」になりました。 私が小中学生だったころを振り返ると、小学校では、毎日のように学校のプールがあり集団登校で近所の子ども達と歩いてプールに通いました。中学校では、毎日のように部活があり汗だくで学校に通い大会に向けて練習をしていました。 一方、娘の場合を考えてみると、小学校のプールは夏休み中1度もないことが多く(予定にはあっても暑さ指数を理由に当日中止になる)、中学校の部活は暑さ指数を理由にほとんど活動がありません。大会前、かつ室内活動の吹奏楽部でさえ、送迎がある子は予定時間まで活動できるものの、送迎がない子は暑くなる前に帰らなくてはいけません(注;娘の学校の令和6年度の場合です)。部活も過去のような「必須」感はなく、メンバーが半分以上欠席で合奏ができない日もあります。 先輩や後輩とのプールや部活、汗だくで家にたどり着いたときの冷たい飲み物・・・今の子ども達が大人になったときに、きっと私たちと同じノスタルジーは共有できないことでしょう。映画やドラマでの夏の描き方も変わるかもしれませんね。 (教員の働き方については別の話なので省きますが・・・)プールや部活がある夏休みは、放っておいても体を動かし他人(他学年)と交流するシステムに自然と子どもが組み込まれていました。今、公的なシステムだけであれば、子どもが「一歩も外に出ない」「(家族以外の)誰とも会わない」夏休みになりつつあります。そうならないようにするのは「各家庭の努力」でしょうか。 |
エール行政書士事務所 行政書士 鈴木亜紀子 |
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